10年後を見据える日本企業としてビーコスが実業界に掲載されました。
勝ち残るための“決断”10年後を見据える日本企業
2013年11月 実業界 掲載
海外企業と日本企業の競争というと、従来はグローバル市場でのシェア争いや、モノやサービスの優位性などが一面的に比較され語られることがほとんどだった。
だが今後は優秀な人材を、グローバルな視点で確保し、戦力として、上手に活用していけるか、人材確保と活用の巧拙が、企業の成長力、競争力に少なからぬ影響を及ぼす時代が到来している。
海外市場へ進出し、グローバル化を進める日本企業は圧倒的に増えているが、成長著しい海外市場に進出しているのは日本企業だけではない。欧米企業、新興国では実力のある現地企業の存在もある。
こうした乱戦必至の市場でスピ-ディに、かつ着実に市場に根を下ろし、ビジネス展開していくためには“日本的なやり方”に縛られている日本人従業員だけでは、望むべき結果はいつまでたっても手にできないおそれも。
今回、本稿で紹介するのは、15年近く、日本に生活基盤を有する外国人籍人材に特化した派遣・転職支援サービスを提供してきた「株式会社ビーコス」(本社・巫足都、金春九社長、以下「ビーコス社」)だ。
今では、外国籍人材向けの支援サービスは、口本企業の利用も増え、認知度も高い。だが、同社はこの分野における老舗的存在として知られている。自ら市場を創り出したリーディングカンパニーだ。
「どの国の企業にも、企業カルチャーの良い面、そうでない面がある。日本に生活基盤を置いた外国籍人材は、彼ら彼女らの母国の人たちに比べれば(日本企業の)日本的なやり方に親和性を有する
一方、海外の流儀も知る貴重な人材予備軍。彼ら、彼女らの希少性に気付いてくれた多くの企業から、当社ビジネスの価値への理解をいただいて、すでに10年以上が経過しました」(同社・金社長)
日本国内の人材関連ビジネス市場は、大手、ベンチャーが入り乱すが、厳しい環境下でも、企業は常に優れた人材を求め続けているという。現実”を知れたことは大きい。その小さなニーズを、当社のノウハウで大きくしていく。そんなことの繰り返しで、外国籍人材市場を創出してきたという自負はありま
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